北部方言の場合。
南部の声調についてはBebaさんのチャンネルの解説によります。
平板
基本の音の高さがあるとして、それよりも少し高めの音で一定で。
下がる( \)
基本の音の高さより低い位置から始め、さらに低い位置へゆっくり下げる。
「まあまあ、落ち着いて。」の「まあ」
南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、たんに低い音に聞こえます。
上がる( /)
基本の音の高さから始め、高い位置まで上げていく。
「えぇ?!うそー!」の「えぇ?」
南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、単に高い音に聞こえます。
尋ねる(?)
基本の高さから始め、下げてから戻す。
「あーあ。残念。」の「あーあ」
南部では声調のほぼ後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえます。
倒れる/転ぶ(〜)
基本の高さから始めて上げていき、一度喉を閉じて、そこからさらに最高まで上げる。
南部では「尋ねる声調」に似た感じになる、そうだが、実際に聞いてみるとこれも声調の後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえる。
「ねぇ、これ、買って?」の「買って?」みたいな感じ。
「ママ、今、宿題やんなきゃダメ?やりたくないからゲームしよっと」
「は??何言ってんの?早くやって?」
の「やって」
南部では「流れる声調」と言うようで、「尋ねる声調」と同じに聞こえます。
ヤンキーにメンチを切ったら、、
「あぁあ?オメー何見てんだよ!」
の「あぁあ?」
重い(.)
基本より低い高さから始めて、すぐ限界の低さまで下げて、喉を閉じる。
南部では、最後に喉を閉じるのがあいまいになるらしい。
(母に自分の試験の合格発表を見に行ってもらって)
「あ、気を落とさないで欲しいんだけど、、あなたの名前、無かったわ。。」
「そ、そっか。。。」
の「そっ」
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%A3%B0
周辺言語に残る入声[編集]
ベトナム語では、-p、-t、-c、-ch があり、第3声[注釈 3](thanh sắc (鋭調) / thanh sắc tắc (鋭促調)[陰入])と 第6声 (thanh nặng (重調) / thanh nặng tắc (重促調)[陽入])のみを取る。軟口蓋音 -c は、鼻音 -ng と同様、一部が、硬口蓋音 (-ch、-nh) に変化(硬口蓋化)している(単母音 a, ê, i(y) に後続する時)。
朝鮮語では、-p(終声ㅂ)、-l(終声ㄹ)、-k(終声ㄱ) があり、-t が -l に変化している。ただし、朝鮮語の発音規則により、後ろに音節がある時に、「욕망」(欲望、yongmang ← yokmang)や「십오」(十五、sibo ← sip-o)のように鼻音(鼻音化)や初声(連音化)として発音する場合もある。
日本語の漢字音における音読みでは、-i か-u の母音が挿入され、字音仮名遣で[フ・ク・ツ・チ・キ]で終わるものがほぼ入声であると考えてよい。これらは学校が「ガクコウ」ではなく、「ガッコウ」に、十個が「ジュウコ(←ジフコ)」ではなく、かつては「ジッコ」現在では多く「ジュッコ」となるように、無声子音の前では、元の形の近い音価を残している。室町時代には-tの入声があり、例えば「念仏」はNembut、「念仏は」はNembuttaと発音された。現代語でも、「雪隠」set-in などにその名残が見られる。入声は仄声に属するため、「フクツチキに平字無し」という言葉がある。
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