2024年2月9日金曜日

ベトナム語 声調

 北部方言の場合。

南部の声調についてはBebaさんのチャンネルの解説によります。


平板

基本の音の高さがあるとして、それよりも少し高めの音で一定で。


下がる( \)

基本の音の高さより低い位置から始め、さらに低い位置へゆっくり下げる。

「まあまあ、落ち着いて。」の「まあ」

南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、たんに低い音に聞こえます。


上がる( /)

基本の音の高さから始め、高い位置まで上げていく。

「えぇ?!うそー!」の「えぇ?」

南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、単に高い音に聞こえます。


尋ねる(?)

基本の高さから始め、下げてから戻す。

「あーあ。残念。」の「あーあ」

南部では声調のほぼ後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえます。


倒れる/転ぶ(〜)

基本の高さから始めて上げていき、一度喉を閉じて、そこからさらに最高まで上げる。

南部では「尋ねる声調」に似た感じになる、そうだが、実際に聞いてみるとこれも声調の後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえる。


「ねぇ、これ、買って?」の「買って?」みたいな感じ。


「ママ、今、宿題やんなきゃダメ?やりたくないからゲームしよっと」

「は??何言ってんの?早くやって?」

の「やって」


南部では「流れる声調」と言うようで、「尋ねる声調」と同じに聞こえます。


ヤンキーにメンチを切ったら、、

「あぁあ?オメー何見てんだよ!」

の「あぁあ?」




重い(.)

基本より低い高さから始めて、すぐ限界の低さまで下げて、喉を閉じる。

南部では、最後に喉を閉じるのがあいまいになるらしい。


(母に自分の試験の合格発表を見に行ってもらって)

「あ、気を落とさないで欲しいんだけど、、あなたの名前、無かったわ。。」

「そ、そっか。。。」

の「そっ」



Wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%A3%B0

周辺言語に残る入声[編集]

ベトナム語では、-p、-t、-c、-ch があり、第3声[注釈 3]thanh sắc (鋭調) / thanh sắc tắc (鋭促調)[陰入])と 第6声 (thanh nặng (重調) / thanh nặng tắc (重促調)[陽入])のみを取る。軟口蓋音 -c は、鼻音 -ng と同様、一部が、硬口蓋音 (-ch、-nh) に変化(硬口蓋化)している(単母音 a, ê, i(y) に後続する時)。

朝鮮語では、-p(終声ㅂ)、-l(終声ㄹ)、-k(終声ㄱ) があり、-t が -l に変化している。ただし、朝鮮語の発音規則により、後ろに音節がある時に、「욕망」(欲望、yongmang ← yokmang)や「십오」(十五、sibo ← sip-o)のように鼻音(鼻音化)や初声連音化)として発音する場合もある。

日本語の漢字音における音読みでは、-i か-u の母音が挿入され、字音仮名遣で[フ・ク・ツ・チ・キ]で終わるものがほぼ入声であると考えてよい。これらは学校が「ガクコウ」ではなく、「ガッコウ」に、十個が「ジュウコ(←ジフコ)」ではなく、かつては「ジッコ」現在では多く「ジュッコ」となるように、無声子音の前では、元の形の近い音価を残している。室町時代には-tの入声があり、例えば「念仏」はNembut、「念仏は」はNembuttaと発音された。現代語でも、「雪隠」set-in などにその名残が見られる。入声は仄声に属するため、「フクツチキに平字無し」という言葉がある。

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基督教の読み方

英語では キリストの事を ジーザス(jesus) と言います。 中国語ではキリストに 基督(ji1du1) を当て字して(じーどぅー)と読みます。 日本語では「 基督」を 「キリスト」とは読めないはずですが、「基督教」を「きりすときょう」と読むことにしてしまっているんですね。