2024年2月14日水曜日

基督教の読み方

英語では キリストの事を ジーザス(jesus) と言います。

中国語ではキリストに 基督(ji1du1) を当て字して(じーどぅー)と読みます。

日本語では「基督」を「キリスト」とは読めないはずですが、「基督教」を「きりすときょう」と読むことにしてしまっているんですね。

2024年2月11日日曜日

漢字圏言語 周辺情報

 古中国語の音韻を知っていれば、韓国語やベトナム語や日本語を学ぶ際にとても有利になると思いました。

字面を見ただけで元の漢字を推定し、音韻と声調を推測することができる、といいな。。。


中古音

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/中古音


南部の言葉とは?赤い語とは?

https://www.jstage.jst.go.jp/article/apujlr/1/0/1_62/_pdf


南北線の駅名

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/南北線_(ベトナム)


入声字の分類

https://api.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/27301/p015.pdf


韓国語の子音

https://www.tsukuba-g.ac.jp/library/kiyou/2010/06KIM.pdf


中古音における五音(唇舌歯牙喉)と日本語

五音は五十音図と関係があり、平安時代の成立当時、五十音図は五音図と呼ばれた。ヤ行は喉音、ラ行は舌音、ワ行は唇音とされた。江戸時代歌舞伎十八番外郎売(「ういろう」は唐宋音)には「アワヤ喉、サタラナ舌に、カ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ…」とあり、アワヤ行が喉音、サタラナ行が舌音、カ行が牙音、サ行が歯音、ハマ行が唇音(ハ行は軽唇音、マ行が重唇音)とされている。なおハ行が唇音とされたのは江戸時代まで現在のファ行にあたる音で発音されていたからである。



呉語

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/呉語

清濁の対立を保存していて、韻尾の対立は失っているらしい。

「曰」の発音がiuaeqであり、「いわく」と読める。驚き。。

2024年2月9日金曜日

ベトナム語 子音

 南部方言の場合。

下記の動画を参考にしてみました。

https://youtu.be/Va-EdE7SqUs?si=XSXc9tUnOlwFxEMx


đ  /d/

g(/g/の音が弱く/j/になることも。上がる声調の時は/g/になる?)

r (中国語の/r/ そり舌音)

s (中国語の/sh/ そり舌音)

x (中国語の/x/)

ch (中国語のそり舌音/ch/ と/zh/の中間?「ぎゃ行」にも聞こえる。。)

tr (中国語の/q/)

l  (語尾の/l/が、飲み込まれて/ng/に変化する)

c, q   /g/に聞こえる。漢字語の影響?


kh  /kh/ になったり /h/ に聞こえたりする。

g  /gj/ になる。/j/のように聞こえることも。

v /vj/ もしくは/j/になる。

d  /dj/ もしくは/j/(や行)になる。

上記4種の子音が2通りに聞こえてしまう理由を推測してみる。

推測1. kを発音する直前の単語末での舌の形が軟口蓋の近くにある(例えばtôi không )場合、kは軟口蓋に付くことなしに発音したものとみなし、スルーされてしまう。


推測2. この子音(声母)は、kとhを連続して発音しなければならないので、発音する直前には軟口蓋に舌が付いてkを発音する準備ができていて声門は閉塞している。発音を開始すると声門が開き息が流れてからk→hと舌が動けばkhと聞こえる。しかし、舌がkからhに移動し始めてから少し遅れて声門が開くとkが発音されずhだけが発音される。話者としては舌はk→hと動かしたのだから発音したと思っているが、声門の開くタイミングによって、聞こえてくる音はkhもしくはhになってしまう。声門解放が遅れる理由は、直前の単語が息を止めるもしくは口を小さく閉じ気味にする終わり方をするからだろうか。もしくはkが直前の単語の後末子音として扱われ入声として飲み込まれて消失してしまうのか?


推測3. 漢字語か固有語かによって変わる。漢字語は古中国語の痕跡を残し、固有語はハノイ弁の影響を受ける?

下記にまとめてみた。ベトナム語に持ち込まれた時代によって音が決まったようだ。朝鮮語でも同じことが起こって、中古音が残っている。


北京語・ベトナム語 ・日本語(呉音→漢音>唐宗音)

空 /kōng/ ・ /không/ ・くうkhu

気 /qì/ ・ /khí/ ・きkhi

官 /guān/ ・ /quan/・かん(くゎんquan)

監 /jiān/ ・ /giám/・かん(かんkam)「朝鮮語 감 gam」

家 /jiā/ ・ /gia/ ・ か(けke→かka)

牛 /níu/・無し・ぎゅう(ごngo →ぎうngiu)

五 /wǔ/ ・無し・(ごngo→ごngo>うw)「朝鮮語 오 o」

外 /wài/・/ngoài/ (げnge→ぐゎいngwai>ういwi)「外郎 ういろう」

教 /jiāo/ ・ /giáo/ ・ きょう(けうkeu→かうkau)

員 /yuán/ ・ /viên/  ・ いん(ゐんwin)

園 /yuán/ ・ /viên/ ・えん(をんwon→ゑんwen)

越 /yùe/ ・/việt/ ・えつ(をちwoti→ゑつwetu)「越度 おちど、越年 おつねん」

役 /yì/ ・/việc/・(やくyaku→えきyeki)

文 /wén/ ・/văn/・(もんmon→ぶんvun)

月 /yùe/・/nguyệt/ ・(ぐゎつngwatu→げつngyetu)

油 /yóu/ ・ /dầu/ ・ ゆyu

由 /yóu/ ・ /do/・ゆう(いうyiu)

引 /yǐn/ ・ /dẫn/ ・ いん(いんyin)

演 /yǎn/ ・ /diễn/ ・えん(えんyen)

行 /háng/・/hàng/・(ぎゃうngiau→かうkhau>あんang)「行脚 あんぎゃ」

回 /húi/・/hồi/・かい(ゑwe→くゎいkhwuai)「回向 えこう」

和 /hé/ ・/hoà/ ・(わwa→くゎkhwa>をwo)「和尚 おしょう」

児 /ér/ ・/nhi/ ・(にnhi→じri>るうru)「中国語の/r/は「ざ行」に聞こえる。nhの舌が硬口蓋から少し離れた摩擦音。」

日 /rì/ ・ /nhật/・(にちnhit→じつrit>じつ)「英語Japan」「朝鮮語 일본irbon」

如 /rú/ ・/như/ ・(にょnho→じょro)

石 /shí/・/thạch/・(しゃくshak→せきsek>しつshit)「石神井 しゃくじい、石灰 しっくい」

留/líu/ ・ /lưu/ ・(るlu→りうliu)

経 /jīng/ ・/jing/・(きょう→けいkei>きんkin)「経行 きんひん」

請 /qǐng/ ・無し・(しゃう→せい>しん)「勧請、申請、普請」



韻尾がp

十入甲圧接摂執湿急業狭習襲渉踏猟

合給拾答塔

及級吸

立粒

協脅

雑集

法怯


韻尾がk

冊 喫


日本語で「ん」で終わる漢字語の中古音はng,n,mで終わる。

日本語旧仮名遣いで「い・う」で終わる漢字語の中古音はngである可能性がある。


く・き→k

つ・ち→t

ふ→p

これらは、朝鮮語とベトナム語ではほぼ保存されている。朝鮮語では子音が変化してしまっている例外があるが、ベトナム語ではさらに良く保存しているように見える。

推測だかが、もっともそれを保存している言語は広東語ではないか?と思い下記を見てみたがそうでもないようだ。。そり舌音が消滅しているし。。

広東語の発音一覧

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_oiRWiDZ06j_Q3DIdhHKwLI4pLKxQFJ2-70Dm6qmFjQ/



参考:

南北線の駅名

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/南北線_(ベトナム)


入声字の分類

https://api.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/27301/p015.pdf


韓国語の子音

https://www.tsukuba-g.ac.jp/library/kiyou/2010/06KIM.pdf


メールなどで使われる省略形に登場する「dz」って何?

https://zh.m.wikipedia.org/zh-cn/船母


ベトナム語 声調

 北部方言の場合。

南部の声調についてはBebaさんのチャンネルの解説によります。


平板

基本の音の高さがあるとして、それよりも少し高めの音で一定で。


下がる( \)

基本の音の高さより低い位置から始め、さらに低い位置へゆっくり下げる。

「まあまあ、落ち着いて。」の「まあ」

南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、たんに低い音に聞こえます。


上がる( /)

基本の音の高さから始め、高い位置まで上げていく。

「えぇ?!うそー!」の「えぇ?」

南部では声調のほぼ後半のみを発音しているようで、単に高い音に聞こえます。


尋ねる(?)

基本の高さから始め、下げてから戻す。

「あーあ。残念。」の「あーあ」

南部では声調のほぼ後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえます。


倒れる/転ぶ(〜)

基本の高さから始めて上げていき、一度喉を閉じて、そこからさらに最高まで上げる。

南部では「尋ねる声調」に似た感じになる、そうだが、実際に聞いてみるとこれも声調の後半のみを発音するようで、単に「上がる」声調に聞こえる。


「ねぇ、これ、買って?」の「買って?」みたいな感じ。


「ママ、今、宿題やんなきゃダメ?やりたくないからゲームしよっと」

「は??何言ってんの?早くやって?」

の「やって」


南部では「流れる声調」と言うようで、「尋ねる声調」と同じに聞こえます。


ヤンキーにメンチを切ったら、、

「あぁあ?オメー何見てんだよ!」

の「あぁあ?」




重い(.)

基本より低い高さから始めて、すぐ限界の低さまで下げて、喉を閉じる。

南部では、最後に喉を閉じるのがあいまいになるらしい。


(母に自分の試験の合格発表を見に行ってもらって)

「あ、気を落とさないで欲しいんだけど、、あなたの名前、無かったわ。。」

「そ、そっか。。。」

の「そっ」



Wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%A3%B0

周辺言語に残る入声[編集]

ベトナム語では、-p、-t、-c、-ch があり、第3声[注釈 3]thanh sắc (鋭調) / thanh sắc tắc (鋭促調)[陰入])と 第6声 (thanh nặng (重調) / thanh nặng tắc (重促調)[陽入])のみを取る。軟口蓋音 -c は、鼻音 -ng と同様、一部が、硬口蓋音 (-ch、-nh) に変化(硬口蓋化)している(単母音 a, ê, i(y) に後続する時)。

朝鮮語では、-p(終声ㅂ)、-l(終声ㄹ)、-k(終声ㄱ) があり、-t が -l に変化している。ただし、朝鮮語の発音規則により、後ろに音節がある時に、「욕망」(欲望、yongmang ← yokmang)や「십오」(十五、sibo ← sip-o)のように鼻音(鼻音化)や初声連音化)として発音する場合もある。

日本語の漢字音における音読みでは、-i か-u の母音が挿入され、字音仮名遣で[フ・ク・ツ・チ・キ]で終わるものがほぼ入声であると考えてよい。これらは学校が「ガクコウ」ではなく、「ガッコウ」に、十個が「ジュウコ(←ジフコ)」ではなく、かつては「ジッコ」現在では多く「ジュッコ」となるように、無声子音の前では、元の形の近い音価を残している。室町時代には-tの入声があり、例えば「念仏」はNembut、「念仏は」はNembuttaと発音された。現代語でも、「雪隠」set-in などにその名残が見られる。入声は仄声に属するため、「フクツチキに平字無し」という言葉がある。

ベトナム語 母音

 母音を見てみよう。

どうやら北部方言と南部方言があり、結構違うようで。

ベトナムには法的な標準語は無いそうだが、教材はハノイのある北部の方言が大半を占めるので、南部方言を学ぶのはハードルが高そうだ。でもアニメや映画にはほぼ南部方言が使われているらしいのでそれを活用したい。Youtubeでも南部方言の情報が多く見受けられる。学習者には良い時代になったものだ。

中国語でも、「北京方言と北部寄りの普通話」と「南方の方言や台湾の華語」では、とくに「そり舌音」の強さに顕著な違いがある。多分中国語のルーツである関東語ではさらに、頭子音NGや音節末の子音が残っていたり、N音がL音に寄っていったりしていて興味深い。

中国の標準語である普通話ですら音節末の子音が消滅しているのに、外国である韓国や日本やベトナムでは今でも残っている。なのでベトナム語には親近感を覚えてしまう。ベトナムでも南北で「そり舌音」の強さに違いがあるようだが、南部の方がそり舌音の影響が強く残っているようで、中国と逆なのが興味深い。


下記は私の個人的解釈です。


単母音

i 日本語の「い」。

y 日本語の「や行」の「い」。iよりも長くのばす。

ê 日本語の「え」

e 口を横に大きく引っ張り舌を前方の下へ押し付ける。「イェ〜イ!」の時の「ェ〜」

a 大きく開けて舌を下げる。英語の/a/的。長母音。

ă  aと同じ音で短母音。

â あいまい母音。/ə/。短母音。

ơ  âと同じ音で、長く発音。長母音。??

ô 円唇で舌をすごく奥に引き、喉を鳴らす。日本語の「お」に近い。

o 大きく開けて舌を奥の下に。英語の/o/的。

ư 口を横に広げて舌を上に。中国語の ü に近いか。

u 円唇にして舌を奥に引く。中国語の w 


二重母音

母音が複数連続する場合、中国語と同じく、一音節にまとめてしまうようですね。漢字の音を輸入して使うとしたらそうなりますよね。日本語だと「官」はかつて「くわん」と2音節として書きましたが、今は「かん」と1音節になってしまってますね。


BEBAさんのチャンネルの二重母音

https://youtu.be/W4C9cmiJenU?si=kAXVS71BGzmllTcL



Wikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%A3%B0

周辺言語に残る入声[編集]

ベトナム語では、-p、-t、-c、-ch があり、第3声[注釈 3]thanh sắc (鋭調) / thanh sắc tắc (鋭促調)[陰入])と 第6声 (thanh nặng (重調) / thanh nặng tắc (重促調)[陽入])のみを取る。軟口蓋音 -c は、鼻音 -ng と同様、一部が、硬口蓋音 (-ch、-nh) に変化(硬口蓋化)している(単母音 a, ê, i(y) に後続する時)。

朝鮮語では、-p(終声ㅂ)、-l(終声ㄹ)、-k(終声ㄱ) があり、-t が -l に変化している。ただし、朝鮮語の発音規則により、後ろに音節がある時に、「욕망」(欲望、yongmang ← yokmang)や「십오」(十五、sibo ← sip-o)のように鼻音(鼻音化)や初声連音化)として発音する場合もある。

日本語の漢字音における音読みでは、-i か-u の母音が挿入され、字音仮名遣で[フ・ク・ツ・チ・キ]で終わるものがほぼ入声であると考えてよい。これらは学校が「ガクコウ」ではなく、「ガッコウ」に、十個が「ジュウコ(←ジフコ)」ではなく、かつては「ジッコ」現在では多く「ジュッコ」となるように、無声子音の前では、元の形の近い音価を残している。室町時代には-tの入声があり、例えば「念仏」はNembut、「念仏は」はNembuttaと発音された。現代語でも、「雪隠」set-in などにその名残が見られる。入声は仄声に属するため、「フクツチキに平字無し」という言葉がある。



2024年2月8日木曜日

ベトナム語 基本文法

 ベトナム支社ができたのでベトナム語を始めました!

New jeans のハニの母国語?らしい。

英語、中国語、韓国語と来て、ベトナム語。

漢字圏の言語なのでとっつきやすそうだが。。


まずは基本文法を。


Chị ơi!  

ちょいと、すみませーん!

(アネキ おーい。)

Excuse me?


Xin Chào. Tôi học thiến Việt. 

やあ。私は越南語を学びます。

Hallo, I study Vietnamese.


これは下記の要素が並んでます。

Xin Chào. Tôi học thiến Việt. 

【どうも 挨拶。私 学ぶ 言語 越】

二つの漢字由来の語があります。

học は「学ぶ」という動詞で、発音は「学」の中古音から来ています。

また、Việt は「越」から。 

その他の要素はベトナムの固有語です。


中国語と同じく、単語は一音節ごとに区切られ、格や時制によって語形が変化しない孤立語です。

長く中国の影響を受けた後、フランスの支配を受けたためか、文法は中国語に似ていますが、修飾語は後ろから、という特徴があります。

発音はアルファベットで明示され、6種類の声調も記号で明示されているので、学び易いと思います。ただ、その代わりタイピングが大変かも。。


という事で、中身を見てみましょう。


là 中国語の「是」と同じ用法。「〜である。」

có 中国語の「有」と同じ用法。「有る」「動作があり得る」の意。

không  漢字語「空」 中国語の「没有」と同じ用法。「動作があり得ない」の意。


phải  固有語「右」「真である」「〜でなければならない」

trái 固有語「左」


★動詞述語文

Nam dọc sách.

ナムは本を読む。

Nam read a book.

南读书


連動文

Nam đi dọc sách.

ナムは本を読みに行く。


疑問文(動作動詞の場合)

Nam có đọc sách không?

ナムは本を読みますか?

【南(人名) 有 読む 冊(本) 空(没有)】

(ナムが本を読むという動作について、有るか無いか?)

Có  はい。(有ります)

Không いいえ。(無いです)



★存現文

Đây là áo dài. 

これはアオザイである。

【こちら である 服 長い】

这是奥黛


疑問文

Đây có phải là áo dài không?

これはアオザイですか?

【こちら 有 右 である 服 長い 空】

(こちらについて、「長い服である」というのは、真で有るか無いか?

这是不是真奥黛?


否定文

Đây không phải là áo dài.

これはアオザイではありません。


★形容詞述語文

Áo dài này đẹp lắm. 

このアオザイはとても綺麗です。

【服 長い この 綺麗だ とても】

 这奥黛非常漂亮


Áo dài này không đẹp lắm. 

このアオザイは「とても綺麗」というわけでは無い。

【服 長い この 空(没有) 綺麗だ とても】


★時制

Tôi học tiếng Việt.

私はベトナム語を学ぶ。


Hôm nay tôi học tiếng Việt. 

今日、学ぶ。


Hôm qua tôi học tiếng Việt.

昨日、学んだ。


Ngày mai tôi học tiếng Việt.

明日、学ぶ。


★アスペクト

Tôi đã học tiếng Việt.

私はベトナム語をすでに学んでいる。(中国語の「过」)

我学过越文


Tôi đã học tiếng Việt rồi.

私はベトナム語をすでに学び終わった。(中国語の「过」+「了」)

我学过越文了


Tôi chưa hot tiếng Việt.

私はベトナム語をまだ学んでいない。(中国語の「还没有」)

我还没学越文


疑問文は反復疑問文になる。


Anh đã học tiếng Viet chưa?

アニキはすでにベトナム語を学びましたか?それともまだですか?

【普通話】 你学过越文没有?

【台湾華語】你有學過越文沒有?


★能願動詞(助動詞)

Tôi sẽ học tiếng Việt  

私はベトナム語を学ぶつもりです。(中国語の「要」)


Tôi đang học tiếng Việt.

私はベトナム語を学んでいる最中です。(中国語の「着」)


Tôi sắp học thiên Việt.

もうすぐ、すぐに、(中国語の「就」)


Tôi mới học tiếng Việt.

したばかり、新しい(中国語の「才」)


Tôi học lại tiếng Việt.

私は「ふたたびのベトナム語」を学ぶ。


Tôi lại học tiếng Việt.

私は「ベトナム語を学ぶ」ことを再開する。


Tôi đã học đi học lại tiếng Việt.

私はもうベトナム語を何度も繰り返し学んだ。


phải +動詞 「〜しなければならない」

định +動詞 漢字語「定」「〜する予定だ」

動詞+được 漢字語「特」「〜できる」


thích +動詞 「〜するのが好き」「like」「喜欢」

Tôi không thích uống. 「飲みたく無い」

muốn+動詞 「〜したい」「want」「想」

Tôi chưa muốn về.「まだ帰りたく無い」


★疑問詞

なぜ 

sao 牢(牢屋), tại sao 

why 为什么


いつ 

bao giờ(請負う+時) , khi nào  (時期+どの)

when 什么时候


何時? 

mấy giờ(幾つ+〜時)

几点


どこ 

đâu (兜 dou 囲む)

where 什么地方


だれ 

ai

who 谁


なに 

gì(之 zhi これあれそれ)

what 什么


どの 

nào ,   


どれ 

cái nào 芇(引き分け、even)


どう 

thế nào

how 怎么


幾つ 

mấy(手で数えられる数) 何回? mấy lần

何歳? Mấy tuổi 

几个 、几次、多少次


bao nhiêu (漢字語「包」請負う、奢る+固有語「多い」)

何歳? Bao nhiêu tuổi

幾ら


how much 多少钱


どれくらい 

bao lâu(請負う、奢る+久しい)

how long 多久


★数詞

0 không (空)/ 北 linh / 南 lẻ レー(零)

1 một (分割不能の、丸ごと全部の)

2 hai

3 ba

4 bốn

5 năm

6 sáu 

7 bảy

8 tám ターム

9 chín

10 mười ムオイ

11 mười một

15 mười lăm(5の発音変わる)

20 hai mươi(10の発音変わる)

21 hai mươi mốt (1の発音変わる)

百hundred   trăm チャム

千thousand nghìn ギン

百万million triệu チエウ



★単位

ドン đồng

日 ngày

時 giờ 

分 phút

時間 tiếng (言葉、声、音、と同じ綴り)

100分の100 một trăm phần trăm (分割 phần )


Nhà/Phòng vệ shin công cộng 公衆トイレ 

【家/部屋 衛 生 公 共】(衛生=用便する)

男 nam

女 nữ


ngon hơn より美味しい

học tốt よく学ぶ

dạy tốt よく教える






★指示代名詞

これ đây

あれ kìa 

それ đó

こちらđây

あちら 

そちら ấy

この này 

あの kia

その đó



★受動態 受身文

下記の動詞は受動態を作るのにも使われる。

được 特をする(得をする)

bị 被る


Chị Hoa được tôi khen. 

ホアさんは私に褒められる。

(ネキ 花 特をする 私 褒める。)


Anh Nam bị bố mắng.

ナムさんは父に叱られる。

(ニキ 南 被る 父 叱る)


★命令文

動詞+đi   行く 〜しろ

đừng 「漢字語 停」 停める+動詞 〜するのやめろ


★使役構文

cho 与える、給ふ

Cho tôi cái này.

この物を私に与えろ。


Cho tôi học tiếng Việt.

私にベトナム語を学ばせてください。

Please let me study Vietnamese.

请让我学越文


Cấm hút thuốc lá.(看板表示にて)

【禁止する 吸う 薬 葉】

禁煙

禁止抽烟


★感嘆

Chúc mừng năm mới!

【祈る 祝う 年 新しい】

新年おめでとう!

新年快乐

Happy new year!


Chúc mừng sinh nhật!

【祈る 祝う 生 日】(あれ?修飾の順序が変。。外来語の影響か?)

誕生日おめでとう

生日快乐

Happy birthday!


★前置詞、移動に関する動詞

語尾のđi 「さあ、やって」と促す。

of,from,   của(của chị Hoa ホアさんを出自として、của ai 誰から)

on, trên

under, dưới

at

in, ở

inside, trong

out, ngoài 

出る、国内をハノイ方向へ北上する、ra (ra ngoài 外へ出る)

into, 

入る、国内を森深いサイゴン方向へ南下する、vào

out of, 

down to ,降りる xuống 

up on, 登る lên

from

to, cho (cho anh Nam ナムさんに対して〜する、cho ai 誰に対して)

for

by, with , bằng (ăn bằng đũa 箸を使用して食べる、bằng gì 何を使って)


with,  với anh Yamada 山田ニキと、〜を伴って

through

before

after

in front of

behind


発展する、拡大方向に向かう、積極的方向へ向かう、ハノイ方向へ向かう ra

Anh Nam béo ra. 

ナムの兄貴は太(って大きくな)ってきた。


衰える、縮小方向に向かう、消極的方向へ向かう、đi

Anh Nam gầy đi.

ナムの兄貴は痩せ(細って)てきた。


cũng 「〜も」(中国語の「也」英語の「also」)


thế (漢字語 勢)「様子、情勢」(trời thế  nào 天気はどんな様子)



下記は他動詞が自動詞のように訳される例

Xe máy Nhật xuống giá. 日本製のバイクは価格を下げる。→日本製のバイクは値下がりする。

Anh Nam lên chức. ナムは階級を上げる。→ナムは昇進する。


★接続詞

and, và

or, hay

but, nhưng

then

if


複数人称

Chúng tôi 私ども

Chúng ta 我々全員

Các anh お兄さんがた

Họ 彼ら


★程度の形容詞

nhiều 多くの

hàng 「漢字語 行」品物、店

nhà 家

nhà hàng レストラン(品物の家)

cửa ドア

cửa hàng 商店(品物のドア)





量詞(中国語の个などに相当))

一個の自転車 cái xe đạp

一匹の猫 con mèo

一入(ひとしお)の嬉しさ楽しさ 

niềm vui

一抹の悲しみ寂しさ

nỗi buồn


quiển sách 本の一冊

viên thuốc 薬の一丸 

đôi giày 靴の一組









基督教の読み方

英語では キリストの事を ジーザス(jesus) と言います。 中国語ではキリストに 基督(ji1du1) を当て字して(じーどぅー)と読みます。 日本語では「 基督」を 「キリスト」とは読めないはずですが、「基督教」を「きりすときょう」と読むことにしてしまっているんですね。